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地域医療オープン・ラボNews Letter 特別号が発行されました
2024-10-29
《特別号 2024.Autumn》
【自治医大発、眼底健診読影支援AIが卒業生の内科クリニックの眼健診をサポート】
自治医科大学医学部 眼科学講座准教授 髙橋秀徳
医学部 眼科学講座の髙橋秀徳 准教授ならびに、健診センターの宮下洋 センター長らは、2015年以来、附属病院の眼底写真を中心に読影支援AIの研究・開発を行い、その研究成果で、地域医療に貢献している卒業生のサポートを行っています。今回は、その一カ所で、主に内科を診療科とする医療法人妙泉会 阿南いしばし医院(理事長:石橋直子先生)での眼底健診読影支援の実例をもとに、髙橋准教授に研究の成果と社会実装の意義を伺いました。
論文: Takahashi H, et al. “Applying artificial intelligence to disease staging: Deep learning for improved staging of diabetic retinopathy” PLoS One. 2017;12(6):e0179790.
Inoda S, Takahashi H, et al. “Deep-learning-based AI for evaluating estimated nonperfusion areas requiring further examination in ultra-widefield fundus images“ Sci Rep. 2022;12(1):21826.
《特別号 2024.Nov》
【高タンパク食による肝臓の尿素回路の誘導メカニズムを発見】
内科学講座内分泌代謝学部門(特別研究学生) Samia Karkoutly
内科学講座内分泌代謝学部門の大学院生(特別研究学生) Samia Karkoutly 氏、矢作直也教授らは、肝臓でアンモニアから尿素を生成する尿素サイクル(オルニチン回路)が、高タンパク食負荷で誘導されるメカニズムを発見しました。その研究成果がBiochemical and Biophysical Research Communications (2024;739:150594) 誌に報告されましたので、Karkoutly 氏と矢作教授に研究の意義と経緯を伺いました。