2023-04-20
<特別号>
キャプシド発現タイミングを調整したアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター産生システムの開発
分子病態治療研究センタ-遺伝子治療研究部 大庭 賢二
分子病態治療研究センタ-遺伝子治療研究部の大庭賢二講師、瀬原吉英講師、小澤敬也客員教授、水上浩明教授、タカラバイオ株式会社らは、キャプシドタンパク質の発現タイミングを調節したAAVベクター産生システムを開発し、このシステムが効率良くAAVベクターを産生できることを明らかにしました。この研究成果は、iScience誌に掲載されました(Online Ahead of Print; 2023年3月23日、正式公開; 2023年4月21日. PCT特許出願申請済)。
今回、iScience誌に掲載された研究成果について、大庭氏に研究の背景と意義を伺いました。
論文名 : Adeno-associated virus vector system controlling capsid expression improves viral quantity and quality
著 者 : Kenji Ohba*, Yoshihide Sehara, Tatsuji Enoki, Junichi Mineno, Keiya Ozawa, Hiroaki Mizukami
* Corresponding author
掲載誌 : iScience 2023;26(4): 106487. doi: 10.1016/j.isci.2023.106487
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589004223005643
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