2023-04-03
<特別号>
アミロイド線維中間体を標的にしてアミロイドーシス治療法を模索する
生理学講座生物物理学部門 山本 直樹
生理学講座生物物理学部門の山本直樹講師、柴山修哉教授は、神戸大学、京都大学、横浜国立大学、および高輝度光科学研究センターとの共同研究において、アミロイドーシスや神経変性疾患に関わるアミロイド線維が中間体を経由して形成される様子を明らかにしました。今回、その研究成果がThe Journal of Physical Chemistry B誌に掲載されましたので、山本氏に研究の背景と意義を伺いました。
論文題目:Tracking the structural development of amyloid precursors in the insulin B chain and the inhibition effect by fibrinogen (インスリンB chainのアミロイド線維中間体における構造発達、およびフィブリノーゲンにおける阻害機構)
論文著者:Naoki Yamamoto, Rintaro Inoue, Yoshiteru Makino, Hiroshi Sekiguchi, Naoya Shibayama, Akira Naito, Masaaki Sugiyama, Eri Chatani
掲載雑誌:The Journal of Physical Chemistry B 2022, 126, 51, 10797-10812
URL:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jpcb.2c05136
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